昔の僕もそうだったんですが、今回は「やりたいことがわからない!」という人へ向けて記事を書いていきたいと思います。
これって今の時代、結構知りたい人が多いテーマじゃないかと思うんですよね。
さて、「やりたいことがない」というのは、本当に本当に本当に苦しいですよね。
やりたいことがない=生きていく方向性がわからない
という風に感じているのではないでしょうか??
昔の僕も全く同じことを考えていて、よく本屋さん「自分探し」関連の本を買いにいきました。
たぶん50冊以上は買ったんじゃないかなー?
この記事の目次
やりたいことは自分探しで見つかるのか?
僕と同じように悩んでいる人が多いのか、「自分探し」の本はかなりの数出版されています。
で、そんな本の中には、だいたい決まって同じようなことが書いてあります。
それは以下のような感じです。
- 「やりたいこと」じゃなくて「やりたくないこと」を探す。
- 自分の心に聞く
- 子供のころに好きだったものを思い出す
- 自分の棚卸しをする
- 自分自身に的確な質問をする
などなどです。
でね、結論から申しますと、僕はすべて試してみたにも関わらず、ぜーんぜんやりたいことが見つかりませんでした。
もちろん、上記の方法で見つかる人もいるでしょう。
でも僕はダメだったんです。
「やりたくないこと」を挙げても具体的になにがやりたいかわからない。
そもそも何もやりたくない(苦笑)
子供のころ好きだったこと?
うーん?思い出せん…。
マリオカート?
自分の棚卸をした結果、なにもないことに気付いて自己嫌悪…。
ってな感じですね。まぁホントに絶望って感じです。
上記の方法で自分のやりたいことを発見できる人もいると思うので、その方法を批判しているわけではないですよ。
それが役に立つ人もいると思うので、別の記事で「自分探しの方法」をいろいろ書いていきますが、今回のこの記事では、「いろんな自分探しの本を読んで、実際にいろんなワークをやってみたけど、まったくやりたいことがみつからない!」って人に向けて、僕なりの見解を書いていきたいと思います。
いくら考えてもやりたいことがわからない場合はこうしよう!
さて、いきなり結論から書きますが、いくらやりたいことを考えてもわからない人は、
「やりたいことを探すことをやめる!」
これが究極の方法だと思います。
やりたいことを探すのをやめたら、一生やりたいことが見つからないじゃないかー!!って思うかもしれませんが、やりたいことはいくら頭で考えても出てきません。
出てくる人もいるかもしれませんが、いろんな本を読んだり、いろんなワークを試した結果、やりたいことが見つからないのなら出てきません。
それはたぶん、「今の自分の中にやりたいことがない」からです。
「今の自分の中にはやりたいことがない」を考える
例えば、ある人が南米に旅行にいったときに、たまたまストリートチルドレンを目撃して衝撃を覚え、「世界から貧困をなくす」ことがやりたいことになったとします。
その場合、その人はストリートチルドレンを実際に見るまでは、「やりたいこと」がわからないかったわけです。
他にも、自分の大事な人が病気になったりしたことがきっかけで、その病気を根絶するための活動に生涯をささげるかもしれません。
いずれにせよ共通していることは、なんらかの「体験」をしたことによって、自分の人生のミッション(やりたいこと)が見えた!ってことです。
野球選手のイチローさんだって、やりたいことってなんだろう?って探して野球選手になったんじゃなくて、たまたま小さいときに野球に出会って、それがそのまま自分の「やりたいこと」になったわけです。
つまり自分が体験したことの中からしか、「やりたいこと」は見つからないわけです。
もちろん、「やりたいこと」というのが、かならずしも何らかの「職業」を指しているとは思いません。
やっていることが、自分の気持ちを満たしてくれるなら、職業はなんだっていい場合もあるでしょう。
たとえば、病気で早くに親を亡くした人が、「病気で亡くなる人を少しでも減らす!」という信念のもと、「医者」という職業を選択した場合と、もしくは病気の予防の専門家として「栄養士」になった場合、職業は全く違いますが、その背景には「病気で亡くなる人を減らす」という思いがあり、やっている行動がそれに繋がっていれば、人生は充実したものになり「夢を生きている」状態になるでしょう。
なので、やりたいことは具体的な「職業」ではなく、やっていることの結果が「望むこと」に繋がっていればいいと思うのです。
その「望むこと」を生み出すのが「体験」です。
今まで体験してきたことの中で「望むこと」がわからないのは、単純に「望むこと」に出会える体験がなかった可能性が高いです。
もし今までの体験の中に「望むこと」が含まれていて、それに気づいてないだけの人の場合は、いろいろなワークの中で「望むこと・やりたいこと」が見つかるでしょう。
しかし、いろいろなワークの中で「望むこと」が見つからないのは、現在の自分が体験してないことの中に「望むこと」がある可能性が高そうですね。
あなたは富士山に登ったことあります?
その体験が登山ガイドという道にあなたを進めるかもしれません。
あなたはマンガや小説を実際に書いてみたことあります?
その体験があなたをその道に進めるかもしれません。
やりたいことが見つからない本当の原因
問題なのは「体験」するためには、「お金」と「時間」がかかるということです。
現実的に考えて、体験をふやすために、明日からいきなり外国に行ってスカイダイビングやりまーす!なんてできない人がほとんどでしょう。
会社に出勤しないといけないですからね。
でもあなたが今100億円もっていたとしても、同じような行動をとるでしょうか?そんなことないですよね。
100億持ってても今の仕事を続ける!って人は、すでに今の仕事に満足している人だけでしょう。
つまり、やりたいことが見つからない本当の原因は、「お金がないから!」というわけです。
お金がたくさんあれば、思ったことは何でも体験できて、遅かれ早かれ本当にやりたいことは見つかるはずです。
なので、まずは「やりたいことは今のままではみつからない!」と認め、まずはやりたいことを探すため(体験を増やすため)に、「時間的な自由を得る!」と決めることです。
それが究極のやりたいこと発見の近道なのです!
なんて簡単に言いますが、「時間的自由=働かなくてもいい」ということなんで、働かなくても遊んでくらせるだけのお金を貯める。
もしくは働かなくても、毎月お金が入ってくるという状況が必要なわけです。
まず働かなくても遊んでくらせるだけのお金を貯めるは、現実的にとても難しい&できても時間がめっちゃかかると思うので、働かなくても毎月お金が入ってくる状況を目指しましょう。
そんなことできるかーって思うかもしれませんが、これができるんデス!!
ということで、次回はそのことについて詳しく書いていきたいと思います。